新米桐山ファンの頭の中

はじめて周りを見てみたらいろんな発見がありました

舞台に行っちゃったよ

人生の夏休みといわれる期間の、更なる夏休み。

ちょこちょこイベントはあるものの、基本はバイトしかしない日々。ある程度は余裕のある時間、興味のあるジャニーズWEST。動画を見れば見るほど、生で見たいという欲が生まれてしまうのは当たり前ですよね。

どうやら松竹座で舞台絶賛公演中とのこと。

行きたい気持ちと、ここで行ったらもう完全におちて抜け出せなくなるぞという自分への警告のようなものが戦う。ファイティン。

元担のG(当時はまだ降りていなかったから一応自担)以外のライブや舞台は行ったことがなかったから要領が分からないし、何よりも降りるかもしれないという現実と向き合うのが実は怖かった。自分の周りには掛け持ちやDDが多くて、別にそれに対して何も思わないし寧ろ好きな人や興味のあるグループが多いのは楽しくていいじゃないかって精神だった。でもいざ自分は、となると、大げさだけど同時にふたつのグループを応援するという器用なことは出来なかった。絶対にどちらかに偏ってしまって、同じ熱量を持ってその人を見れなくなるのが分かりきっていた。気持ちがほとんど離れていようとも、長年の愛着なのか情なのかなんなのか、新たなグループで他の人を担当にするということに思い切りがつかなかった。今思えば、別にそれに対して誰も何も言やしないしただのヲタクゴト。深く考える必要なんてなかったのだけど、自分には一世一代の決断だったわけだ。

とまあグダグダと考えたものの、結局は行った。そりゃあもう、ウキウキ浮かれてマニキュアまで塗っちゃって、行った。

 

重岡くんは残念ながらお仕事でいないらしいが、初めてのジャニーズWEST。初めての自担以外の現場。(そもそも現場なんて言葉今まで使ったことなかった。)ひとつ残らず体中で吸収してこようじゃないか、ということで数日前に買ってしまった「go WEST よーいドン!」の特典DVDを前日に見て彼らについての予習。思い返すと、DVDを見ていても桐山くんやっぱかっこいいわ~ってのと、この人たち楽しそうだなって記憶しかなくて特に予習にも何にもならなかった。なにせ顔と声の一致が自分の中での想像と違うという事態が発生してしまったから。こりゃ勉強不足にもほどがあるよねトホホ

 

―8月某日

関西には比較的お友達が多くて、公演前に数人とおしゃべり。

「まさか、あの○○(わたしのこと)がWESTにハマるとは、しかもてるしとか。」「わざわざ大阪まで来ちゃうとか。」こんな感じのことは何度となく言われた。いやあ、本当にその通りで。緊張しすぎて胸がいっぱいでお昼ご飯が食べれないとか、中学の体育大会での100Mの決勝以来だった。たぶん。やばい、数時間後に生で見れる。生てるし。どうしよう。だなんて、乙女かよ、と自分で何度も突っ込んでいたけど、たぶん恋する乙女と同じ感覚だったんだろうな。

 「終わったら担降りの報告待ってるわ!」と爽やかに言われ友人たちと別れ、ひとりの友人と松竹座へ。え、松竹座ってここだったの?とまずびっくり。5月ごろに観光で来ていて散々うろついていた場所。そういえば、こなもん大使のポスターだとかええじゃないかだとかを至る所で目や耳にしていて、彼らのデビュー臭がぷんぷんしていたような気もする。まさかその数か月後に全く違った心持と目的でここに来るなんて。人生何が起こるか分からないなあ、なんてしみじみと思った。(デートとヲタクで遠征だなんて180度変わっちゃってるよハッハッハッハッ)

 

いざ開場。ファンの雰囲気もやっぱり違うなあ、アウェイだなあなんて感じたり。座席につくと、思っていたよりも狭くて最後列だったものの普通に見えるじゃないかとびっくり。ドーーーンって感じの大きな音響(曖昧)でうああはじまるってドキマギ手に汗握って喉の奥からっからにさせて、見入った。

舞台の内容とかそういうこと書くのは苦手だから割愛するが、終わってみて、友人に一言。「どうしよう。」

 

そこからはただただ、「やばい、どうしよう。」の連発。

完全に打ち抜かれたんですよね。キラキラ輝く衣装を身にまとって出てきたメンバー。はちゃめちゃで、笑いありちょこっとホロリあり、しかしホロリでも笑いを作る、かと思えば歌でかっこよく魅せる。ナンダコレハ。想像以上だった。Break Out!なんかもうあの罵り合いというか言い合いに震えて震えて。くるくる表情を変える彼らに釘付けであっという間に終わりの時間。ショータイムも、(これはアルバムによる予習のおかげで)覚えた曲をみれて、まわりのノリほどにはノリきれなかったもののめちゃくちゃ楽しくて。ああ、ヲタクしてるわって全身で感じた。

 

そして何よりもの収穫。

濵田くんの声は実は流星の声だった!!!

 

最初にちょっと書きましたけど、顔と声の一致が自分の想像と違ってたようで。

はまちゃんのあの顔は、絶対にあの鼻声だ!!と決めつけていた自分。動画見ているだけでは気付けなかったし、CD聴いてたら顔は分からないし、ということで勘違いが生じていたらしい。そう、はまちゃんが流星の声、流星がはまちゃんの声だと信じ切っていた。だから、はじめて見て、あれ??と気づいたわけだ。あのイケメンがあの鼻にかかったような独特の声を発するのか!と公演中ひとり驚いていた。

 

 当時のtwitterの呟きを見返してみたら、ただひたすらにもなかを連呼し、どうしたらいいですかーーーーとパニック状態だった。

そして翌日の呟き。

「トウタに会いたい(真顔)」

―翌々日。

「今日も元気だてるしに会いたい〜〜**(ू•ω•ू❁)**」

もうだいぶ頭おかしい。

―翌翌々日。

 K山くんからK山くんへの変身」

上手いこと言ったつもりでいたらしい。ほぼ心は決まっているもののなかなか決心つかずTLにも人が少ないため言い出せなかった。

―翌々翌々日。

ちゃんと降りることを決意。

「少クラやってたのでおかあに桐山くん紹介しました」

帰省中、担降りといっても伝わらないと思ったが一応やんわりと母親に私の心の中の桐山くんの存在を知らせる。

友達はあたたかく受け入れてくれた。寧ろ拍手喝采草生やしまくり。なんでや。祝杯のきびだんご祭りをしてくれる始末。いや、有難かったですよ、本当に。

 

と、言うことで晴れて桐山照史くんに降りた夏のある日。

引き金になったのは確実に舞台、台風n Dreamerでしょう。

「現場行くとほんっと違うよ」友人の言葉は本当でした。